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ベトナム旅行記-4

旅行初日の夜、朝の7時にロビーに集合という話をして解散したあと、すぐにベッドに入りました。

ずっと座っていただけですが、すごく疲れた初日でした。

前日も機内も眠れず、就寝2時半の7時朝食は正直キツかったはずですが、僕の起床時間は5時。

なんか変なスイッチが入ったようです。

僕には早起きする目的がありました。

それは、ベトナムの街を走るということ。

ホテルの周りの観光地やら名所やらは全く把握していませんが、とにかく外へ出て走ります。

「Toi di walk.」

トイ ディ ウォーク。

“私は散歩に行きます。”

ジェスチャーを交えたつたないベトナム語でしたが、フロントに通じたでしょうか?

「\@pfot?.. left turn 4&%」

英語で何か言われました(笑)。

「左に曲がってちょっと進むと公園があるよ」多分こんなことを言ったんだと思います。

「OK,Thank you」

言われた通り、左に進みます。

おお、確かに公園がありました。

街を歩くと多くの人の視線を感じます。

服装や顔立ちが珍しいんでしょうね。

しかし朝の6時だというのに、道はバイクでいっぱい、公園は人でいっぱいです。

ベトナム人はかなり早起き?

散歩する人、走っている人、妙な健康遊具で運動する人、太極拳をしている団体、ラジオ体操のような体操をする団体、道端で何か飲んでいる人、煙草を吸う人、ブラブラしている警察官らしき人etc。

老若男女で溢れています。

気温は恐らく25℃程度。

幸い雨は降っていませんが、空は曇っていて湿気があります。

公園を二周したあと、コースを変えて違うところへ向かいました。

また違う公園らしきところに出ると、こちらはいかにも“ランナー”みたいな人たちがまあまあ走っています。

僕もそれに混じって走りました。

日本でいう皇居みたいな所なんでしょうか?

皇居ほど広くはありませんが、中には立派な建物と木々、芝生など緑にあふれる一方で、戦車が二台並んでいます。

これは写真に収めないと…と思い、敷地内に入ろうとしたら、「Hey!」と止められました。

警察の制服とは違います。

どうやら軍人のようです。

出て行け、と言われているようです。

「No? あ、そう。ソーリー」

笑顔でそう言っておきました。

あとで走った場所を確認すると…

統一会堂。

きちんと入場料を払わねばならない観光施設です。

これは迂闊でした。

ベトナムが南北に分かれて戦争をしていた時の、南側の大統領がいた場所ですね。

旧大統領官邸です。

そんな観光名所のすぐ近くに泊まっていたとはつゆ知らず。

無知は罪です。

反省。

知らない土地を走るのは気持ちいいです。

もっと走りたかったけど、時間なので退散。

部屋に戻り、シャワーを浴びてロビーへ。

朝食はバイキング形式です。

ベトナム料理は辛いイメージでしたが、実際はそうでもありません。

どちらかと言えばヘルシーで、味が薄くすら感じます。

見た目の味の濃さと、実際の味の薄さに開きがある…と感じました。

ただ、パンは美味しいです。

ここだけじゃなく色々な場所でパンを食べましたが、ベトナムのパンは圧倒的に美味しい。

日本のパンをインスタントラーメンのスープとするならば、ベトナムのパンは美味しいラーメン店のスープ。

ほんのり甘さと香ばしさがあって、味に奥行きがあります。

さて、二日目の4月30日はこれからフエへ向かいます。

フエに三男の奥さんとなるハンさんの実家があるのです。

ハンさんは現在ホーチミンの叔母さんの家に同居していて、この日は僕らと同行です。

正月にテレビ電話で軽い挨拶は交わしていましたが、実際に会うのは今日が初めてです。

明日の結婚式のあと日本に連れてゆくはずだったのですが、日本大使館からビザが降りず、一緒に帰れなくなりました。

やはり詐欺が多いようで、審査が相当厳しいらしいです。

(大丈夫なのかなあ)

現時点でも僕はまだ不安です。

常識の違い、文化の違いはあれども、人は笑顔を見ると安心する、というのは外国に出てみるとよくわかりますね。

ハンさんは笑うとかわいい人なのですが、黙っているとちょっと怖いです。

「何か怒っているのかな?」と思ってしまいます。

ちなみに23歳(!)。

チェックアウトして、再び昨日のタンソンニャット空港へ。

タクシーの手配等はホテルで合流したハンさんがやってくれました。

「ハンさん、ベトナム語がお上手ですね」

と冗談を言う雰囲気ではなかったので黙っておきました。

つづく