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もっと昔の人たちが何に苦労したのか知りたい

昨日、仕事だった。

仕事中、油断して、指の先を少し切った。

痛かった。血が出た。でも、痛くなかった。だって、心の中が痛い方がよっぽど痛いからだ。逃れられないあの痛みは本当、どこに行っちゃうんだろう。

昔、誰にも相談できなくて、仕事中、体も心もめちゃくちゃしんどくなった時期があった。

その時、無意識に、原爆のことを調べている自分がいた。

人が死ぬとか生きるとかってよく分からない。だから、グロテスクなものを見て、こんなことが起こったのかと心と体をもっと病ませて、なんとか乗り切ったころがあった。

強くなんかない。弱さばかりが出てくる。

泣いても、喚いても仕方ない。

何度も何度も繰り返してきた言葉。諦めてきた言葉。

言わないでおいたこともあった。きっとこれを言ったら、傷つける。

でも、人と出会えば出会うほど、見えてくるのは、自分も含めて、みんなやりたい放題。言いたい放題。

もっと気付いてくれよと息苦しい自分が確かにいて、やっぱり、どうしても許せない場合は言った。

浸食する感じ。今まで浸食されてきたから、そのお返しとは言わんばかりに、溜め込んでいたものを出す。

人と人がうまくいくなんて幻想に過ぎないということを前提に話を進めていかないと、うまくいくなんてことは起こり得ない。

相手のことを考えて、自分のことも考えて、どうしても言わなきゃいけないことは言う。

代弁者がいる。

これを言ったら、きっとダメになるだろうな。でも、言わなきゃずっと知らないままなんだろうな。

ずっと同じことを繰り返し続け、誰かに恨みを買い、人生を棒に振る人もいるんだろう。

そう考えてみると、その人自身が自分の人生を台無しにしている。今まで積み上げた優しさだったり、努力だったりをゼロにしている。

そう考えると、やっぱり、自業自得なのか?って思う。

気付くべき視点が抜けていたから、そうなったんだ。

だったら、やっぱり、自分の方を変えるしかないんだろう。

どこに答えがあるかなんて分からないから、彷徨いながら、求め続けるしかない。

探し求める力を探求心と言うのなら、人はみな、持っているだろう。

その心が導く先に何があるのかなんて分からないけど、とりあえず、今いる場所から欲しいものを探し出す。

意外と近くにあるもので、いつも同じだと思い込んでいるから、見えないものがあるということ、自分の心がそうしているということだけは覚えておいた方が良い。

答えはあるのに、ないことにしていること、今の時代が分からないのなら、過去に戻って分かるところから拾えば良い。

今よりもっとずっと辛くて、苦しくて、でも、明日を望んで歩んできた人たちの心をどうか知りたいと思ったから、私は今日も銀の匙を読む。